中国省級幹部の相次ぐ異動 若返り進む

中国省級幹部の相次ぐ異動 若返り進む。

タグ: 中国 省級 幹部 異動 若返り

発信時間: 2010-10-12 13:23:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今回の幹部異動のもう一つの見どころは、紀律検査委員会書記の異動だ。金道銘氏が山西省党委員会副書記を兼任する形で同省紀律検査委員会書記を続投したほか、北京市、貴州省、安徴省、河南省4つの省・市紀律検査委員会書記の人事に若年化の傾向が目立っており、これまで省長級紀律検査幹部の人事で用いられた、異なる地域に異動させるやり方を踏襲している。河南省紀律検査委員会書記の葉青純氏(58)が馬志鵬(63)の後任として北京市紀律検査委員会書記に転任。河南省副省長の宋セン(王へんに旋)濤氏(50)が、貴州省政治協商会議主席を専任することになった王正福(63)の後任として貴州省紀律検査委員会書記に転任した。さらに西蔵(チベット)自治区政法委員会書記の王賓宜氏(54)が安徴省紀律検査委員会書記に転任、安徴省紀律検査委員会書記の劉春良氏(56)は河南省党委員会常務委員に転任した。記者の統計によると、1960年3月生まれの宋セン濤氏が現職の省長級紀律検査委員会書記のうち最年少。

今回の人事異動で新たに就任した省長級紀律検査委員会書記3人のうち、2人は政法業務に長く携わった経歴を持つ。これについて、清華大学・廉潔政治と社会統治研究センターの任建明副主任(北京市紀律検査監察学会副会長)は「紀律検査の専門性に対する重視が表れている」と分析している。

「人民網日本語版」2010年10月12日

     1   2  


「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。