「アジア回帰」する米国を引きつけたものは?

「アジア回帰」する米国を引きつけたものは?。 米国は従来、一貫して東アジアサミットに欠席していたが、来年から正式に同サミットのメンバーとなることになった。今年のEASにはヒラリー・クリントン国務長官が出席し、来年のオバマ大統領のサミット出席のための下工作をする。ヒラリー長官のアジア太平洋地域訪問はオバマ政権の「アジアへ回帰」する戦略の重要なステップとみられる…

タグ: 東アジアサミット 南中国海 ベトナム

発信時間: 2010-10-27 17:16:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

情勢はいかに進展するか

米国の季刊誌ワシントン・クォータリーが掲載し米シンクタンク専門家の戦略研究報告書によると、米国は冷戦終結後、一貫して「友好的なアジアの勢力の中心」としての地位向上を推進することで、ワシントンのこの地域における戦略的地位を保持しようと試みてきた。だが、各国にはそれぞれに利益への思いがある。アナリストは、東南アジア諸国と中国との間の連携と共通の利益はますます強まっている、と指摘する。

アセアン各国の専門家は「アセアンが米国のアジアへの回帰のために中国との協力を軽視することはない。アセアン内部では、やはり中国との協力の強化を望むというのが主流だ」指摘。中国とアセアンには利益の面で非常に多くの共通点があり、双方は座して様々な問題の解決について交渉、協議すべきであり、真摯な姿勢で臨めば、南中国海問題を含む各方面で合意に達し、誰もが容認できるルールを見いだすことができるはずだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月27日

     1   2   3  


「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。