■中韓関係の現状と今後の発展について
中韓両国は地理的に隣り合い、文化的に相通じ、悠久の友好交流の歴史を持つ。1992年の国交樹立によって、両国関係の発展に新たな章が開かれた。それから18年、各分野での交流・協力は全面的かつ急速に発展し、ハイレベル交流は頻繁で、戦略的相互信頼は深まり、経済・貿易関係は緊密化し、人・文化面の交流は活発で、両国民の相互理解と友情は日増しに深まっている。国際・地域問題において双方は良好な意思疎通と協調を保ち、共通の利益も不断に拡大している。中韓関係の発展に私は満足している。
中韓は共に東アジアの重要国であり、中韓関係の強化・発展は両国および両国民の根本的利益に合致し、地域の平和・安定・繁栄にも寄与する。韓国側と共に努力して、各分野での交流・協力を深め、中韓の戦略的協力パートナーシップをたゆまず新たな段階へと押し上げていきたい。
「人民網日本語版」2010年11月11日