泣き面にハチの菅政権
菅首相が就任したこの5カ月、中国やロシアとの領土争い、献金スキャンダルなどへの不適切な対応により、支持率は下がり続けている。『毎日新聞』が22日に発表したアンケート調査によると、菅内閣の今の支持率は26%で、10月より23ポイント低かった。政党別では、民主党と最大野党である自民党の支持率との差はより一層広がっており、民主党の20%に対して自民党の支持率はわずか18%。日本のメディアは、柳田法相の辞任は与党内部に大きな衝撃となり、菅内閣の今後の政権執行に対する外部の懸念を強めたと伝えている。
柳田法相の辞任をきっかに、自民党は菅内閣に対してより一層攻勢をかけることを考えているが、学習院大学法学部の平野浩教授は、自民党は今回のことにかこつけて策略をめぐらすこともできるが、もし選挙が行われれば、自民党内でも全ての人が選挙に勝つと思っているわけではないと話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月23日