12月1日の面談で、「返せ!北方領土」の鉢巻きを着けた菅首相
日本の菅直人首相は1日に首相官邸で「遠くない時期に北方四島(ロシア名:南千島群島)を自分の目で見て、みなさんの声を聞きたい」と述べ、近く根室市を訪れて対岸の北方領土を視察する考えを示唆した。
共同通信によると、菅首相は北海道根室市の長谷川俊輔市長と会談した際、ロシア政府が北方領土のインフラ整備に着手したことを指摘し、「再びこのように棚上げしては、返還への道はますます遠くなるだろう」との見方を示した。
南千島群島はカムチャッカ半島と北海道の間に位置し、日本側は群島南部の歯舞、色丹、国後、択捉の4島を北方四島と呼んでいる。4島の帰属問題については、日ロ共に譲らない状態が長年続いている。
「人民網日本語版」2010年12月2日