駐日中国大使:中国側は釣魚島問題で一貫した立場を堅持

駐日中国大使:中国側は釣魚島問題で一貫した立場を堅持。 程永華大使はNHKのインタビューに応じ、中日関係、中国の発展、朝鮮半島情勢などについて語った。「2010年は中日関係にとって重要な1年だった。両国の経済分野での相互依存度も強まっている一方、釣魚島漁船衝突事件で中日関係と両国国民の感情にひびが入ったことを残念に思う」…

タグ: 程永華 大使 中国側 釣魚島 立場

発信時間: 2010-12-30 16:42:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国には相応の国際的責任と義務がある

中国の国内総生産(GDP)は急成長しているが、1人当たりGDPはまだ低く、地域間や都市・農村部の発展が不均衡、貧富の差が大きいなどの問題があるほか、経済・産業の構造調整が待たれており、調和の取れた社会の建設においてこれらの解決に努めなければならない。

中国は大国だが、発展途中の大国でもあり、自身の国力と地位に合った国際的責任と義務を担っている。中国は2020年までにCO2排出原単位を2005年比で40-45%低下させるという厳しい目標を掲げ、省エネ・環境保護、循環型経済を実現し、中国の国際社会に対する責任を果たそうと努力している。

「中国脅威論」は中国に対する誤解

「中国脅威論」は中国に対する誤解だ。中国は昔から、周囲の国や人と仲良くすることを重視し、和をもって尊きとすることに重きを置いている。中国は今後も平和的発展の道を歩み続け、これは永遠に変わらない。

朝鮮半島情勢については、事件発生後、中国側は事態悪化の防止と北東アジアの安定維持に努め、関係方面と密接な交流と調整を行っている。中日両国は韓国と朝鮮の隣国として、朝鮮半島の平和と安定に貢献すべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月30日

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