朝鮮日報「中国が覇権を握る時代はやって来ない」

朝鮮日報「中国が覇権を握る時代はやって来ない」。 今の時代、力だけでは覇権を手に入れることはできない。価値や魅力、感性が無ければ影響力を発揮することはできないのだ。中国はアジアの人々を惹きつけるものを持っておらず、これからも持てないだろう。多くの人が中国をビジネスや観光で訪れるが、今だかつて、中国で生活をしたいと望んでいる人に私は出会った事がない…

タグ: 価値 エネルギー 資源 消費国 経済

発信時間: 2011-01-04 16:46:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2010年12月29日、韓国紙『朝鮮日報』に「中国が覇権を握る時代は来ない」と題した記事が載っていた。以下は記事の内容である。

米国の時代が過ぎ去り日の事となろうとしている。これからの世界はどうなるのだろうか?これに対し、世界中の専門家が様々な見解を示している。中国の時代がやってくると断言する人は多い。経済の面から見れば、それももっともな意見だ。

しかし、私は中国の時代、つまり中国が覇権を握る天下はやって来ないと考えている。ヨーロッパが植民地帝国を築いていた時代や米国とソ連が覇権を争っていた時代のように、どこかの国が単独で主導権を握る世界は、今の時代にはもうあり得ないだろう。米国が再び覇権を取り戻すこともできないのに、中国が支配する世界を誰が許すだろうか。北京オリンピック、上海万博、広州アジア大会は使ったお金と規模では世界一だった。これは中国の大帝国への野望をはっきりと示している。しかし、もはや世界覇者という地位を維持できる経済力を持っている国はどこにも無い。もちろん、中国もその例外ではない。

今の時代、力だけでは覇権を手に入れることはできない。価値や魅力、感性が無ければ影響力を発揮することはできないのだ。中国はアジアの人々を惹きつけるものを持っておらず、これからも持てないだろう。多くの人が中国をビジネスや観光で訪れるが、今だかつて、中国で生活をしたいと望んでいる人に私は出会った事がない。

そして、中国の時代がやって来ないと考える最大の理由は、エネルギー、食料、水、森林などの生命を維持するのに不可欠な資源が、致命的に不足しているからである。冷戦時、米国もソ連もこれらの資源を輸出することで、世界の秩序を保ち、自国の地位を維持してきた。しかし、中国の状況はこれとは正反対である。

中国のエネルギーや食料、鉱物資源などは世界の国々に頼る必要がある。また、世界の資源のバランスを維持する役割を中国は果たしおらず、むしろそれを崩している存在である。中国の一人当たりの資源保有量を見ると、水資源は世界平均レベルの25%、石油は8.3%、天然ガスは4.1%に過ぎない。また、中国の森林資源は国土面積の6%にしか満たない。インドと同じように、中国はただの貧しい大国であり、資源が決定的に乏しい国なのだ。

中国は世界最大のエネルギー消費国である。もし、一人当たりの平均消費量が韓国と同じレベルに達してしまったら、中国は他の惑星でエネルギーを採掘するしかないと言っている科学者も居るほどだ。

20世紀以降の歴史上で、生命を維持する基本資源の自給自足に成功している発展国はひとつもない。世界が助け合って、人類共存の道を歩まなければ、中国の時代がやってくるどころか、その「問題の山」は爆発を免れないだろう。[筆者=金鎮鉉(キム・ジンヒョン)]

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月4日

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