UPI通信(United Press International)3月初めの報道によれば、ノースロップ・グラマンのニューポート・ニューズ造船所で先月25日に、最初の鋼板を切断するセレモニーが行われ、米軍最新原子力空母CVN-79の建造前期工程が正式にスタートしたという。
CVN-79は米国の「フォード」級原子力空母3隻のうちの2番艦である。この「フォード」級原子力空母は米国の一部国会議員に「十万トン級モンスター」と呼ばれたこともあった。CVN-79の出現により、米海軍は「空母の優位性」を更に強化し、海上におけるその覇権を維持することができる。
現役空母に取って代わる「フォード」級
「フォード」級空母はその投入後、主に太平洋及びインド洋海域で活動を行う空母に取って代わることになる。
CVN-79は「フォード」級原子力空母3隻のうちの2番艦として、2012年の遅い時期に全面的な建造を開始、2020に米海軍に引き渡し予定。「フォード」級空母の1番艦「フォード」号(CVN-78)は現在建造中で、2015年9月には米海軍に引渡しされる見込み。
今現在公開されている情報によれば、3隻の「フォード」級原子力空母はその投入後、主に太平洋及びインド洋海域で活動を行う空母「エンタープライズ」号、「ニミッツ」号、「アイゼンハワー」号と入れ替わることになる。