他国空母との「世代格差」による優勢を維持
現在、ヨーロッパとアジアの多くの国は、それぞれ自国空母の開発を進めているが、これらの空母と「フォード」級空母とでは、かなり大きな差が存在している。
米海軍のサイトによれば、現役の原子力空母に比べ「フォード」級空母の服役周期は50年にもなる。全体的に見ると、50億ドルの運営コストを節約できるという。
「フォード」級空母を装備することで、米海軍は信頼性の高い偵察手段を有するだけでなく、ステルス機能を持つF-35と無人戦闘機を「打撃利器」として利用できるようになり、独立戦闘能力は大幅に増加する。軍事評論家の梁永春氏によれば、米国が「フォード」級空母を開発するのは、「世代格差」によって他国の現存空母を大きく引き離すことがその狙いだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月9日