中国の国務院報道弁公室は21日、『中国の対外援助』白書を発表した。同白書は、中国の対外援助に関する政策、資金規模、援助方法、援助先の分布、管理及び国際協力について紹介している。
中国は発展途上国である。数年来、中国は自身の発展に努めると同時に、経済的に困窮しているその他の発展途上国に力の及ぶ範囲で援助を提供し続け、相応の国際義務を果たしたとされている。国務院報道弁公室によって中国の対外援助に関する白書が発表されるのは今回が初めてとなる。
白書は、「中国の対外援助は、多くの発展途上国との友好関係と経済・貿易協力の発展と強化、南南協力の推進、人類社会の共同発展に積極的な貢献をした」と、中国の対外援助の意義を強調した。中国の対外援助は平等・互恵、実効性の重視、いかなる政治的条件も持たないなど、独自の特徴のあるモデルとなっている。
白書は全文11000余字で、大量のデータと事実をもとに、6つの面から中国の対外援助を詳しく紹介している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月21日