盛んに飛び交う中国の空母艦載機に関する推測

盛んに飛び交う中国の空母艦載機に関する推測。 中国の空母に続き、今度は艦載機に各国メディアの注目が集まっている。朝日新聞はこのほど、中国の垂直離着陸戦闘機「J18」が試験飛行に成功し、将来、空母に配備されるだろうと伝え、西側の軍事メディアは、艦載機「J15」が近いうちに配備されるだろうとの見方を示している…

タグ: 空母 艦載機 日本 朝日新聞 J-15

発信時間: 2011-05-10 16:57:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆通常の艦載機と垂直離着陸機

 

戦闘機「J-15」

艦載機は今のところ、主に通常のものと、垂直/短距離離着陸型のものとに分かれる。米国、フランスの大中型空母は常に通常離着陸タイプの先進的な艦載機を採用しており、イラク戦争、アフガニスタン戦争、および現在行っている対リビア軍事作戦において、米仏艦載機はその特徴を余すところなく見せつけた。それに対し、旧ソ連海軍の「キエフ」級空母や英国海軍の「インヴィンシブル」級空母は設計とトン数に限りがあり、垂直/短距離離着陸機を搭載するほかなく、空母艦隊の海上での行動範囲を狭め、対地攻撃能力が非常に低い。

後れて空母保有国の仲間入りをした中国だが、最初の空母に「ワリヤーグ」を選び、それに大型戦闘機を搭載するというのはわりと難しいところから出発している。国産戦闘機で培われた経験と技術がJ-15に最大限応用され、開発リスクが回避できるだけでなく、いち早く戦闘力を形成するのに役立つというわけだ。ゼロから垂直/短距離離着陸機を開発するのは巨大なリスクを伴い、中国空母艦隊の全体的な戦闘力を制約することになるからだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月10日

 

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