カザフスタン工業・新技術省はこのほど「カザフスタンは中国の拡張の脅威を受けていない」と表明した。26日にアルトマイで開かれた円卓会議「外国の対カザフスタン投資:ノウハウ、課題、展望」で、出席者らは中国の経済的プレゼンスを含むカザフスタンの投資政策について話し合った。ロシア情報分析センターのウェブサイトが28日に伝えた。
カザフスタン工業・新技術省が会議後に発表したプレスリリースは「いわゆる『中国の拡張』について多くの発言者が見解を述べた。彼らはこうした全ての話には少しも根拠がなく、中国の投資家が優勢を占める経済分野においても、その投資シェアは縮小へ向かっていると考えている」としている。
これに先立ち、ハシエノフ副農業相は「食糧確保について言えば、農業用地を外国人に貸してもいいと考えている。外国に土地を貸し出すことで農作物の生産量が増え、雇用が創出されるのなら、検討に値する」と発言した。