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発信時間： 2011-05-31 16:53:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真：米軍サイバー司令部

　■世界のサイバー戦競争は米国が率先

　米国防省は09年1月の4年に1度の報告書で「ネットワーク中心の戦い」（NCW）を米国の中核能力と位置づけた。

　これに続きオバマ大統領は全国のネットワーク・セキュリティ状況に対する期限60日間の全面評価の実施を命令するとともに、国のネットワーク・セキュリティ問題を統括し、将来のサイバー戦に備えるポスト「インターネット・ツァーリ」の設置を宣言した。5月29日に米軍戦略司令部は兵士2000潤ｵ4000人によるネットワーク戦「特殊部隊」の創設を進めていることを明らかにした。

　09年6月、ゲーツ米国防長官はサイバー司令部を創設し、既存のサイバー戦力の統合を図る方針を発表した。

　2010年5月21日、ゲーツ米国防長官はサイバー司令部の正式始動を発表。同司令部は10月に完全運用に入った。サイバー司令部は米戦略司令部の指揮下にある。後者はスペース・情報対決と進攻打撃能力を有機的に結合して、スペース・グローバル攻撃、グローバルな範囲の大量破壊兵器拡散防止などの任務を行う機関だ。これは米国がサイバー戦をグローバルな作戦として扱っていることを示している。

　国境のないネットは、事実上グローバルな戦場となっている。そして米国のサイバー司令部創設の主要目的は「敵対国とハッカーのサイバー攻撃」を叩くことにある。この目的のため、米国は必然的にネット上で攻勢に出ることになる。

 

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