米国の挑発で印パ両国に核戦争勃発のおそれも

米国の挑発で印パ両国に核戦争勃発のおそれも。 米国はパキスタンによる過激派との泥沼の戦いに資金援助する一方で、インドへの政治・経済・軍事の三本立て支援をいささかも弱めていない。自分の宿敵と米国の関係がこれほど親密であることを目の当たりにして、負担ばかり背負わされているパキスタンが米国とインドへの不信感を募らせるのは自然なことだ…

タグ: 米国 パキスタン インド 軍事 核戦争

発信時間: 2011-06-08 15:54:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米ブルームバーグは、インドとパキスタンの衝突で核兵器が使用された場合、米国が責任を逃れられないのは明らかだと報じた。

少し前に「エコノミスト」誌はキッシンジャー元米国務長官の見解を引用して、南アジア地域を安定化できない場合、第一次世界大戦前の「火薬庫」バルカン半島のようになり、一旦戦争が勃発すれば世界的衝突を含む深刻な結果を招くだろうと指摘した。

米特殊部隊がパキスタンでビンラディンを射殺すると、直ちにインド軍はパキスタン領内に入り対テロ任務を遂行する能力があると発表した。パキスタン側もインドの侵略に抵抗する軍事的準備はすでに整っていると応酬した。ビンラディンの死を受け、両国関係は一触即発の状態に陥った。インドとパキスタンという昔からの仇同士の動きをただの戯れと見てはならない。両国は共に核保有国だ。核兵器を本当に使用した場合、ひどい目に遭うのは両国だけではないし、米国も当事者であることを免れ得ない。

米国はパキスタンによる過激派との泥沼の戦いに資金援助する一方で、インドへの政治・経済・軍事の三本立て支援をいささかも弱めていない。自分の宿敵と米国の関係がこれほど親密であることを目の当たりにして、負担ばかり背負わされているパキスタンが米国とインドへの不信感を募らせるのは自然なことだ。

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