国連貿易開発会議(UNCTAD)投資・企業局の勝葛ナ寧局長は「世界で最も規模が大きく、最も成長の速い発展途上の経済体である中国は国際社会において、より公正で、開発問題の解決により資する世界経済ガバナンスの枠組みの構築を積極的に主張している。これも南南協力に積極的な影響をもたらすものだ。中国は現在ASEAN最大の貿易大国であるだけでなく、アフリカ最大の貿易相手国、重要な外資導入元にもなっている」と述べた。
ジンバブエのルガレ・ガンボ元農業大臣は「中国はウィンウィンを協力の前提にして、国際社会で多くの協力パートナーを獲得している。中国の理念はウィンウィンであって征服ではない。協力パートナーを対等に扱い、協力を確保することは双方にとってプラスだ」と述べた。
ロシア科学アカデミー極東研究所のチタレンコ所長は「中国共産党はイデオロギーと階級闘争の桎梏から脱し、民族資本と外国資本、国有経済と私有経済に平等な競争環境を創出し、中国経済の発展に巨大な原動力を与えた。この方面での中国の経験は世界全体、特に貧困からの脱却を望む国々にとって重大な意義を持つ」と述べた。
「人民網日本語版」2011年6月23日