今回調査の首席科学者を務める国土資源省広州海洋地質調査局の楊勝雄技師長によると、主要任務は太平洋西部、中部海域の重点多金属団塊区域の資源、環境などの調査活動と関係の基礎科学研究を行うことで、期間は6月から10月までの約120日間。途中、米グアム島やハワイで補給・修理などを行う。
「海洋6号」は中国が独自に設計、建造した初のメタンハイドレートを重点とする総合地質地球物理調査船で、深さ4000メートルまで潜ることが可能な水中ロボット「海獅号」や深水マルチビーム探査システムなどの先進的設備を備えている。同船は設計排水量4600トン、航続距離1万5000カイリ。
「新華網日本語=中国通信社」 2011年6月29日