海洋科学調査船、青島を出港

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発信時間: 2010-06-10 15:57:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国科学院海洋研究所の海洋科学調査船「科学3号」が8日午後1時20分、東中国海海洋科学調査のため青島を出港した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

今回の調査は、国家自然科学基金が09年に資金援助した5回の海洋科学調査事業シェア就航のうちのひとつで、中国科学院海洋研究所は18項目のプロジェクトを実施する。今年、国家自然科学基金委員会はシェア就航に200万元を援助する計画。

中国科学院海洋研究所、厦門(アモイ)大学、中国海洋大学、南京大学、華東師範大学の専門家25人が長江入り江と東中国海の大陸棚46カ所でサンプル採取や調査を実施する予定。

中国科学院海洋研究所は06年から中国の近海海洋科学調査を始めた。これは海洋科学調査船を開放し、調査で得られたデータやサンプルなどをシェアする新たな試みで、中国の海洋科学研究における分野を問わない交流と融合を促進し、資源の共有化を実現する取り組みでもある。

「人民網日本語版」2010年6月10日

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