米副大統領が訪中 債務危機後の初の訪中高官

米副大統領が訪中 債務危機後の初の訪中高官。 バイデン米副大統領が今日から中国を公式訪問する。訪中を前にバイデン副大統領は人民日報のインタビューに対中関係の発展を重視する考えを強調し、米中関係を「数十年持続可能な安定した軌道」に乗せるとの米首脳の決意を伝えた…

タグ: バイデン 国交 中米関係 衝突

発信時間: 2011-08-17 13:19:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ジェットコースターのような乱高下の回避は、今なお中米両国にとって現実的な課題だ。中米両国民はこの問題の解決に期待しているし、これは世界に対する責任でもある。中国の力の上昇に伴い、中米関係の持つ世界的影響力が日に日に明らかになっている。中米は共に大国として両国民の幸福度を高めるという極めて困難な任務、世界平和の維持という歴史的使命、世界の持続可能な発展の促進という重要な責任を担っている。中米両国間の良好な実務協力は、グローバルな試練への対応における自信の強化に寄与する。ひとたび両国関係に問題が生じれば、その負の影響もグローバルなものとなる。

協力は中米関係の本流であり、協力によって21世紀における中米関係の基礎が固められた。協力によって中米関係に歴史的チャンスを創造できる可能性も十分にある。こうしたチャンスを捉えたいという中国の願いは誠実なものだ。二国間、およびグローバルなレベルにおける協力を米国とともに深めることを希望する。中米関係を安定的発展の軌道に乗せるための鍵は、やはり米政府が「繁栄する大国としての中国の登場」という現実を受け入れ、中米は勝つか負けるか、栄えるか衰えるかの関係ではなく、相互尊重と戦略的相互信頼にこそ両国の共通利益があることをはっきりと認識することにある。

国内外のメディアは、バイデン副大統領が米債務危機後に初めて訪中する米高官であることに注目している。中米間には確かに問題が山積している。古くからの問題もあれば、新しい問題もある。これらが交錯しており、その複雑さは想像に難くない。だが世界経済の回復への新たな試練を前に、中米両国には世界に自信を与える責任がある。

「人民網日本語版」2011年8月17日

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