米「中国の軍事力に関する報告」の5つの憂慮は非常識

米「中国の軍事力に関する報告」の5つの憂慮は非常識。 米軍の憂慮はまったく非常識だとし、「どの国の軍事力も国の外交活動の大きな後ろ盾となり、問題を解決する能力がなければならない。でなければ軍隊は存在する必要がない。さらに多くの説明は必要ない」と強調した…

タグ: 米国 軍事力 年次報告書 中国

発信時間: 2011-08-26 16:45:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国防総省は24日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表した。これについて、中国軍事科学学会の羅援少副秘書長は(1)中国軍が外交的優位性を増強する能力(2)中国軍が問題を解決する能力(3)人民解放軍が「台湾独立」を阻止する能力(4)米国の台湾への支援提供を阻止する能力(5)中国軍が新たな作戦概念を行使する能力――といった中国軍事の5つの能力に対する米国の憂慮を示していると指摘。

米軍の憂慮はまったく非常識だとし、「どの国の軍事力も国の外交活動の大きな後ろ盾となり、問題を解決する能力がなければならない。でなければ軍隊は存在する必要がない。さらに多くの説明は必要ない」と強調した。

◇米国のきりがない欲望

米国防総省のこの中国の軍事力に関する報告は、ほぼ毎年いわゆる軍事の透明性について言及する。今年の報告は、中国の「進歩は限定的だが改善はみられる」とする一方、「中国がその拡大する軍事力をいかに使用するかが不確定だ」と指摘。

マレン統合参謀本部議長が先月、人民解放軍の海・陸・空軍と第二砲兵部隊を訪問、特に中国軍事戦略の要である第二砲兵部隊と潜水艦基地のほか、中国のSu-27のコックピットまで視察したが、それでも米国は満足していないようだ。米国の無礼な要求に対し、「きりがない欲望」と羅氏は非難した。

一部の兵器は「公開」しても構わないが、すべてを公開するのは不可能だ。中国にはそれはできないし、米国にもそれはできない。

◇時宜に合わない3つの点

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