新米国防長官のアジア歴訪、各地で中国に言及

新米国防長官のアジア歴訪、各地で中国に言及。 米国のパネッタ国防長官は 21~28日の日程でインドネシア、日本、韓国歴訪を続けている。パネッタ国防長官のアジア訪問は今回が初めて。中国の軍事近代化から「南中国海問題」など、各訪問先で中国に言及。中国を訪問せずに中国に対して呼びかける「おかしな言動」に首をかしげたくなる…

タグ: 米国 アジア 歴訪 返り咲き 太平洋 中国

発信時間: 2011-10-28 13:16:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のパネッタ国防長官は 21~28日の日程でインドネシア、日本、韓国歴訪を続けている。パネッタ国防長官のアジア訪問は今回が初めて。中国の軍事近代化から「南中国海問題」など、各訪問先で中国に言及。中国を訪問せずに中国に対して呼びかける「おかしな言動」に首をかしげたくなる。

◇真意は別に――中国牽制?

パネッタ国防長官のアジア歴訪には中国は含まれていないが、ここ数日の発言から中国は今回のアジア訪問の重点中の重点であることが伺える。24日にインドネシアで、米国が9月に発表した総額60億ドル相当の台湾への武器売却に対する中国の反応は「プロフェッショナルで称賛に値する」とし、中米関係に有利だと語った。

しかし25日には話題を変え、日本の読売新聞で、「中国は急激な軍事の近代化を促進しており、そのプロセスは透明度に欠け、憂慮される」と対中強硬姿勢を示し、「南中国海と東中国海の活動が横暴になっている」と非難した。

「中国」という言葉以外に、パネッタ国防長官は「アジア太平洋地域への返り咲き」を何度も繰り返した。また、米政府は今後10年間で最低4500億ドルの国防予算を削減する計画だが、アジア太平洋地域での軍事配備は拡大するとした。

中国外交学院戦略・衝突管理研究センターの蘇浩主任によると、こうした発言は、中国をいかに警戒し、どういった手段で中国の周辺国を扇動するかをあらわし、中国に面倒を引き起こし、地域の緊張情勢を刺激することで、米国が東アジアに堂々と返り咲く条件をつくろうとしている。それが米国の狙いだという。

◇アジア太平洋への返り咲きは「もろ刃の剣」

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