朝鮮中央通信社は19日、金正日(キム・ジョンイル)総書記が17日午前8時半、過労のため列車内で突然逝去したと伝えた。69歳だった。米韓日など各国が注視しており、韓国軍合同参謀本部は非常警戒態勢に入るよう全軍に指示した。
◇米国、オバマ大統領に金正日総書記逝去の知らせ
日本の産経新聞によると、米韓は金総書記の逝去を受けて、核問題など朝鮮の対外政策に対する影響など「 不測の事態」に備え、情報収集を行っているという。
米国務省は東アジア情報を伝えるツイッターで、金総書記の逝去を知らせてはいるが、これについてのコメントは何もなかった。
海外メディアによると、米ホワイトハウスは18日、朝鮮の最高指導者、金正日総書記逝去に関する報道を「緊密に監視し」、朝鮮半島の安定と日韓の安全保障に米国は力を入れると発表した。
ホワイトハウスの報道官は19日、オバマ大統領は朝鮮の最高指導者、金正日総書記逝去の知らせを受けたとし、米国は朝鮮半島の状態安定を注視すると述べた。
◇韓国、非常警戒態勢を宣言