米紙:中国海軍、海洋における米の支配的地位に影響

米紙:中国海軍、海洋における米の支配的地位に影響。

タグ: 米海軍,米空母,弾道ミサイル

発信時間: 2012-01-08 10:04:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界的な大国が強大な海軍力を持つ必要があることは歴史が証明している。中国海軍の発展は軍事近代化の当然の成り行きだ。対艦ミサイルを搭載する潜水艦は02年にはわずか8隻だったが今では29隻保有する中国の発展の勢いに注目が集まっている。数年前は突発事態に対応するのに米国の空母を1隻又は数隻派遣すれば事態が収まったが、今では中国人民解放軍、とりわけ急成長を遂げたミサイルシステムが米空母を抑止する力をつけた。米ランド研究所の東アジア安全保障問題に詳しいエリック・ヘギンボサム氏は、「中国海軍は過去数年で質的な飛躍を遂げ、米空母を恐れる必要がなくなった」と語る。

04年、中国の胡錦濤国家主席は国際的な石油輸送ルートの確保や在外中国人の生命・財産の安全確保など国を守るため、「新しい歴史的使命を遂行」するよう人民解放軍に提議した。2010年、ゲーツ米国防長官の訪中前日、中国は新型戦闘機J20の試験飛行に成功。今年8月、ウクライナから空母「ワリャーグ」を購入。また、潜水艦隊と軍用ネットワーク技術などの方面でも急速な発展をみせた。

中国海軍の実力は米国とはまだ大きな差があるが、近年の勢いは軽視できない。米国防省の幹部は、中国とより緊密な軍事関係を結び、中米両軍の交流と理解を深めたいとしている。

国防予算の削減を前に一部の米軍幹部は、米国も空母に対する戦略的依存について見直す必要があると訴えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月8日

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