■核安全保障分野における中国の責任ある姿勢
核安全保障問題に対して中国は非常に厳粛な責任ある姿勢で臨み、中国人民に対してのみならず、国際社会に対しても責任を負っている。核不拡散と核テロ取締りの面では、「核テロに対抗するグローバルイニシアティブ(GICNT)」の発足時のパートナー国であり、国際条約の制定に積極的に参画し、核不拡散や核テロ防止に関する国連の全国際条約に加入したうえ、安保理決議を厳格に執行している。
2010年の第1回核安全保障サミットで胡錦濤主席は5つの主張を示し、人々に深い感銘を与えた。つまり核安全保障分野で的確に▽各国が約束と責任を履行▽現有の国際法枠組みを強化▽国際協力を強化▽途上国の能力向上を支援▽安全保障と原子力平和利用の関係を処理--だ。胡主席は能力の強化、国際義務の履行、協力への参画、国際援助の実施など核安全保守分野における中国の積極的な努力を紹介。関係国と協力して、核安全保障模範センターを中国に設立することを積極的に検討するとも表明した。各参加国共に核安全保障分野における中国の責任ある姿勢を評価した。