片道切符 米NASAの「100年スターシップ・プロジェクト」

片道切符 米NASAの「100年スターシップ・プロジェクト」。

タグ: NASA 100年スターシップ 火星

発信時間: 2012-09-10 14:13:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

壮大な目標とは、人類の宇宙植民地建設

「100年スターシップ・プロジェクト」は、NASAが2010年に提出したもので、今後、100年以内にビジネスモデルを探し出し、安定した長距離有人宇宙飛行策を開発するというもの。NASAの研究機関「エイムズ研究センター」のサイモン・ウォーデン氏によれば、このプロジェクト予算は100億ドル、研究機関は多くの富豪に招待状を出し、彼らからの投資を呼びかけている。この2年間でプロジェクトは十分な初期資金を集めることに成功した。

計画によれば、宇宙船には人類が長期にわたり生活できる宇宙での生命維持装置を備え、ターゲットの星に到達後は、現地で宇宙植民地を建設するという。

米国のオバマ大統領は、2010年4月、新しい宇宙探査計画を打ち出し、米国は月面往復する次世代有人宇宙探査計画(Project Constellation)を放棄し、近い小惑星と火星を米国有人宇宙飛行計画の目的地とすると発表。オバマ大統領は、2025年までに太陽系に対する綿密な探査を行い、2030年代中盤には、宇宙飛行士を安全に火星に送り届ける能力を得ることを期待している。

初代船長は初の黒人女性宇宙飛行士

1992年、初めて宇宙に到達した黒人女性飛行士のメイ・ジェミソンさんは、今年始め、「100年スターシップ・プロジェクト」初代船長に選出された。彼女は今後、新型宇宙船の太陽系外への飛行、宇宙探査の指揮責任を負う。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月10日

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