第18回党大会の報告に込められた新意

第18回党大会の報告に込められた新意。 胡錦涛氏が行った中国共産党第18回全国代表大会の報告は、改革開放以来、特にここ10年において党が指導してきた中国発展の経験と啓発を濃縮し、中国の未来の発展計画を映し出すものとなっている。報告で述べられた新しい表現、思想、論断は会議に出席した代表と各界の幹部と民衆から広い関心を集めた…

タグ: 第18回党大会 胡錦涛 報告 中日対訳 十八大报告蕴含哪些新意?

発信時間: 2012-11-09 11:56:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全面的な小康社会:「建設」から「完成」へ

第18回党大会の報告テーマ「小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的完成のために奮闘しよう」は、第17回党大会のテーマ「小康社会の全面的建設の新たな勝利を勝ち取るために奮闘しよう」とは表現が異なる。「建設」から「完成」という言葉の変化は中国の発展段階の重大な変化を体現している。小康社会は、70年代末、80年代初めに鄧小平氏が中国の経済社会の発展ビジョンを計画する際に提示した戦略構想だ。90年代末に基本的な小康が実現した上で、第16回党大会の報告で「小康社会の全面的建設」が打ち出された。

「建設」は過程、「完成」は結果だ。数十年の苦労の末、この戦略目標の実現が目前に迫っている。今回の党報告で小康社会の全面的「完成」が初めて打ち出され、全国人民に対して厳かに約束がなされた。全世界に対しても鄭重に報告するとともに、今後5年の類稀な歴史の方向性、小康社会の全面的完成に対する重要な意義が指し示された。

 

 

全面小康社会:从“建设”到“建成”

十八大报告确定的大会主题中提出“为全面建成小康社会而奋斗”,这与十七大主题中“为夺取全面建设小康社会新胜利而奋斗”的表述不同。从“建设”到“建成”,一字之变,体现了我国发展阶段的重大变化。小康社会是邓小平同志在上世纪70年代末、80年代初在规划中国经济社会发展蓝图时提出的战略构想。在上世纪末基本实现小康的情况下,党的十六大报告明确提出了“全面建设小康社会”。

“建设”是过程,“建成”是结果。经过数十年的艰苦努力,这一战略目标的实现已遥遥在望。这一次党的报告首次明确提出全面“建成”小康社会,是对全国人民的庄严承诺,是对全世界的郑重昭告,同时指明了未来五年非同寻常的历史方位,及其对于全面建成小康社会的关键意义。

 

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