実力のターニングポイント 釣魚島問題で中国必勝

実力のターニングポイント 釣魚島問題で中国必勝。 中印両軍の国境地帯での対峙がこのほど収束した。その間、両政府は互いに非難し合うことなく、インド政府は国内世論の圧力に耐え、きつい言葉を口にしなかった。東部では、中日が小さな釣魚島(日本名・尖閣諸島)を巡って互いに譲らず、日本の閣僚は毎日のように中国に対して痛烈な言葉を浴びせている。まさに雲泥の差だ…

タグ: インド 対峙 釣魚島 衝突 国境

発信時間: 2013-05-13 09:35:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ただ、経済縮小の結果、すべてが停滞し、突破口が限られている。そんな中、ナショナリズムが一気に勢力を拡大し、広い範囲で日本人の心を沸き立たせ、団結させている。そうしたことから日本のナショナリズムはかなり徹底的で、悲しいかな掴んだら最後離さない。中印のナショナリズムも燃えやすいが、日本ほど絶望的ではなく、他での代替ができる。中印のナショナリズムは「政治の魂」ではなく、「即興的」だ。

日本と隣り合わせてしまった以上仕方ない。数世紀にわたって中国はこの島国から苦水を飲まされた。ただ今、中日は実力のターニングポイントにきている。日本のナショナリズムがここまで甚だしいのは、このターニングポイントを受け入れられないためだ。

中国が釣魚島で対応しているのは日本の海上保安庁と自衛隊だけでなく、日本のこうした熱狂でもある。釣魚島はただの「チャイナ・ドリーム」の一角にすぎないが、日本にとっては防衛線の中心陣地となっている。

中国は日本とこの「碁」を打つ必要がある。今の東アジアの地政学的情勢下で釣魚島をめぐる直接対決で長続きする結果を生むのは難しい。中国の強みは戦略的碁盤が広く、碁石が多く、時間が十分にあることだ。われわれは釣魚島を巡る実際の衝突に備えて、攻略したい目標を囲い込むまで碁を打ち、最後には勝利を手にする。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月13日
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