これまで中国海軍は宗谷海峡をほとんど通過したことがなく、津軽海峡を通過した回数も多くない。中国海軍は今後、正当に日本海に入ることになる。これは法律の規定に合致しており、中国の海へのルート(図們江)の安全も保障が必要だ。また日本海における中国のスムーズな海上貿易輸送ルート、漁業の安全も保障を必要としている。将来的に中国海軍は、長年に渡り通過を続けてきた宮古・大隈などの海峡を引き続き通過し太平洋に入る他に、正当に対馬・宗谷・津軽海峡を通過し日本海・西太平洋に入れるようになった。
「四海連動」は日米の海上封鎖と制約を打破し、中国海軍の機動性を高める。中国海軍は他国の海軍との協力に、余裕を持って当たれるようになる。(筆者:李傑 戦略研究院海洋研究センター首席専門家)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月16日