米華字紙『世界日報』は18日に、「日本の参議院選挙の結果、東アジアの時局に影響」と題する社説を掲載した。内容は下記の通り。
参議院選挙を目前に控え、日本の有権者の決定は安倍首相の改憲の前途、さらには東アジア情勢の未来の動向に影響を与える。安倍首相が改憲の目標を実現した場合、日本の平和主義精神は憲法という支えを失う恐れがある。これは日本・アジア・世界が警戒すべき危険な結果である。
参議院選挙は21日が投票日となっている。過半数の議席の取得を目指す安倍首相は17日、釣魚島から160キロ離れた石垣島に到着し、海上保安庁を視察し、船に乗り警備状況を確認した。その報道官の談話の矛先は、真っ直ぐ中国に向けられていた。