99式最新型戦車
ロシアの軍事サイトは10月7日、99式戦車は中国の現代国防工業の誇りであり、中国の戦車製造業の最大の実績と戦車分野の最新の研究成果を示すものであると伝えた。中国軍と工業界は、これは世界で最も優れた戦車の一つであり、性能は多くの現代戦車に勝り、一部の型式の戦車に劣るだけだと頻繁に称えている。
こうした見方が正しいかどうかについて、一部で論議もあるが、この半世紀あまりで中国の戦車製造分野は模造から自主開発へと大飛躍を遂げ、要求に合った設計学派を形成し、大量の時間、人材、資源、資金を投じて数種の型式の戦車を設計、生産できることは認めざるを得ない。
また、中国軍は新中国成立前に戦車を認識していたことを強調したい。1920年代中期に張作霖の奉天軍閥はフランスからFT-17軽戦車を36台購入した。その後、国民政府はイギリスとイタリアから各型の戦車を少し購入した。国の資金が不足し、戦車の戦争における役割をそれほど理解していなかったため、購入したのは数十台だった。1938年になり、中国はようやくソ連からT-26戦車を購入したが、その多くが中国を侵略した日本軍との戦闘で破損した。1950年代中期まで、新中国戦車部隊が使用していた戦車はソ連、米国、さらには日本製などの国外のものだった。50年代になり、新中国はようやく自力に頼ることを決め、戦車を独自で開発、生産し始めた。