2013年は中国の発展の征途における非凡な年でもありました。習近平同志を総書記とする党中央が13億中国人民を引っ張って万民が一丸となり、意気軒昂として、「二つの百年」〈注1〉の奮闘目標をめざす歴史的征途を始めました。中国共産党第18期中央委員会第3回総会(18期3中総)は改革の全面的深化のラッパを吹き鳴らしました。中国経済は厳しい試練に耐えて、安定の中での好転、安定の中での前進によって、健全な発展を維持し、明るい見通しを示し、日増しに世界経済の回復を牽引する重要なエンジンになっています。
2013年はさらに、中国外交の歩みにおける非凡な年でした。新中国の外交の伝統と大方針を受け継いだうえで、習近平同志を総書記とする党中央は主動的に企画し、積極的に進取をはかり、勇敢に引き受け、開拓革新によって、中国外交の好スタートを実現しました。中国の国際的地位は一段と向上し、中国の戦略的影響力は一段と強まりました。新しい情勢下の中国外交は、より広い視野、より進取に富む姿勢で、全世界的に展開されています。
この1年、中国外交はたえず新しい理念を打ち出しました。民族の復興という中国の夢のために尽力することを提起して、新しい情勢下で中国外交が追求する根本的なものを明確にしました。平和的発展の理論を豊富にして、平和的発展の道を歩む決意、道筋と原則をはっきり説明しました。中米の新しいタイプの大国関係を築いて、中米の協力・ウィンウィンという積極的信号を発しました。親、誠、恵、容の理念〈注2〉を実践して、周辺外交の基本方針を充実させました。正しい義利観〈注3〉を打ち立てて、中国外交の親和力と感化力を高めました。