日本の英字誌『ザ・ディプロマット』は、中国の環太平洋合同演習「リムパック」の参加は、非常に有意義なことだと分析した。これは合同演習により解放軍との軍事交流を促進したいという米国の意図に合致し、中国の軍事力現代化の透明度を高め、中米両軍の緊張情勢を和らげることができるからだ。しかし中国を招待したことで、何かを示せるわけではない。米国は中国抑制を疑われたくなかったに過ぎない。
中国海軍は多くの面で、米国やその同盟国の海軍に遅れていることを認めなければならない。リムパックの参加は解放軍にとって、得難い学習の機会でもある。中国が遠洋海軍の建設を進めるに伴い、中国人民解放軍は地域内でより大きな役割を発揮し、世界平和を保障する重要な力になるだろう。いつの日か、中国版のリムパックが開かれるかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月11日