国防部:米軍の近接偵察が中国の安全の利益を損ねる

国防部:米軍の近接偵察が中国の安全の利益を損ねる。 米軍の軍艦・軍機は長期的に中国に対して、広範囲・高頻度の近接偵察を実施している…

タグ: 国防部 偵察機 安全 利益

発信時間: 2014-08-29 13:36:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国防部が昨日開いた定例記者会見で、中国国防部新聞事務局副局長・報道官の楊宇軍氏は、米軍機の「近接偵察」事件について、「米軍の軍艦・軍機は長期的に中国に対して、広範囲・高頻度の近接偵察を実施している。これは中国の安全の利益、中米の戦略的信頼関係と二国間関係を著しく損ねている。米軍の中国に対する高頻度の近接偵察こそが、海と空の偶発的な事件の根源となっている」と指摘した。

記者は、「中国の戦闘機は今月19日、米軍の偵察機を遮り、距離にして最短15メートルに迫った。米国防総省の報道官は抗議をし、中国の戦闘機が挑発をしており、素人のようだったと批判した。中国はこれをどうとらえているか」と質問した。

先ほど中国国防部の報道官が、この問題に関する中国の立場について説明した。楊報道官は昨日、「本件を中国の戦闘機による事件と称することはできない。実際には米軍機が中国に対して頻繁に近接偵察を仕掛けているため、米軍機の近接偵察事件と呼ぶべきだ。記者からは、米国が中国の操縦士の行為が挑発的かつ素人のようだと批判したことが挙がった。米国は他にも、中国の行為は乱暴で危険だと称している。実際には、中国の操縦士の操作は専門的で、安全面に注意していた。中国は発展途上国であり、中国の軍機は非常に貴重であり、操縦士の命はなおさら貴重だ。本国の軍隊の操縦士を、毎日他人の玄関の前でうろちょろさせている国と比べ、中国は人員と装備の安全を重視している」と述べた。

記者は、「一部メディアは、解放軍が80万人規模の軍縮を行い、国防と軍隊の現代化を推進すると報じた。国防部はこの情報を証明できるか」と質問した。

楊報道官は、「これは国防と軍隊の改革に関する問題だ。国防と軍隊の改革は系統的な取り組みであり、全面的な計画を強化し、積極的かつ着実に推進する必要がある。軍隊の関連部門は現在、国防・軍隊改革の重大問題について研究・論証している。国防と軍隊に関する改革案に関する多くの情報はすべて推測にすぎない。過度な憶測は避けるべきだ」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月29日

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