四 汚職撲滅に取り組み、国民の支持を得る
本書の「十六」、「十七」のうち7つの文章は、習主席による気風の建設、汚職撲滅の思想と実践を反映している。習主席は就任当初より、中央政治局会議を開き業務態度の問題改善を検討し、業務態度の改善および国民と緊密に結びつく「八項規定」を制定した。中央政府の指導者は八項規定の貫徹を業務態度の改善の突破口とし、率先してこれを実践し、党全体および社会全体の監督を受け、党と政治の気風の改善を推進した。これを踏まえた上で行われた党による群衆路線の教育・実践活動は、党内に存在する形式主義・官僚主義・享楽主義・贅沢主義の問題を大幅に改善した。
十八大の閉幕後から進められてきた、かつてない規模の汚職撲滅キャンペーンは、民意に従い、民心を得、好評を博している。新指導部は情け容赦なく汚職を取り締まっており、「虎」と「蝿」を同時に叩いている。すでに数十人の省・部クラス以上の汚職分子が地位を失っており、一連の重大事件が処理されている。
汚職撲滅に力強く取り組むと同時に、習主席は「権力を制度のかごの中に閉じ込める」と宣言し、権力の使用を制約・監督する制度の建設を強化した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月23日