阮氏は、「中米はまだ引き渡し条約を締結していないが、これは両国が汚職取り締まりの協力で覚書を締結する妨げにはならない。米国は中国の海外における汚職捜査に協力するはずだ。米国も自国が汚職分子の巣になることを望まないからだ」と分析した。
ホワイトハウスは数日前に発表した「国家安全保障戦略」の中で、米国は中国と「建設的」な関係の構築を目指すとした。オバマ政権は「安定的・平和的に繁栄する中国の台頭を歓迎する」と再び言及し、中国との協力を模索し、気候変動、公衆の健康、経済成長、朝鮮半島の非核化など共に直面している地域・世界の問題に対応するとした。
中米関係は現在の世界で最も重要な二国間関係の一つであり、その世界的な影響は二国間関係の範疇を超えている。習主席は、「戦略的な高みと長期的な角度を立脚点とし、中米新型大国関係の建設を粘り強く推進し続ける」と述べた。
達氏は、「互いに相手国の核心的な利益と重大な関心事を尊重し、敏感な問題を適切に処理して、初めて中米関係の健全かつ安定的な発展を実現し、アジア太平洋と世界の平和・安定を維持することができる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月12日