2016年の南中国海情勢を振り返る 平穏無事だった本来の姿を回復すべき

2016年の南中国海情勢を振り返る 平穏無事だった本来の姿を回復すべき。

タグ: 南中国海情勢 2016年

発信時間: 2016-11-29 15:15:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

第三に、中米両国関係は良好な発展の勢いを引き続き保持しており、南中国海問題のさらなる進行と蔓延を一定程度防いでいる。

9月3日、習近平国家主席は、杭州で、G20杭州サミットの出席ために杭州にやって来た米国のオバマ大統領と会見した。南中国海問題について、習近平主席は、「中国は、南中国海における自らの領土主権と海洋権益を揺るぐことなく守ると同時に、直接当事者との協議・交渉を通じた紛争の平和的解决を堅持し、ASEAN諸国とともに南中国海の平和と安定を守っていく」とし、南中国海地区の平和と安定に米国側が建設的な役割を果たすことを望んでいると語った。オバマ大統領は、米国と中国は意見の相違のある分野で関連問題をコントロールし、両国関係への影響を避けなければならないと語った。中米双方は、アジア太平洋地域の問題において幅広い共通の利益を持っているという点で一致し、双方は、疎通と協力を引き続き強化し、相違を適切にコントロールするべきだとした。

11月19日、習近平国家主席は、ペルーのリマで米国のオバマ大統領と会談した。習近平主席は、「中米両国は、敏感な問題の建設的なコントロールを堅持し、相互に尊重し、誤った判断を避け、なるべく相手の立場に立って考え、矛盾の拡大を防止しなければならない」とし、「中米両国は、世界の平和・安定の維持や世界の発展・繁栄の促進の面で極めて重要な責任を負い、幅広い共通の利益を持っている。長期的で健全な安定的な中米関係を発展させることは、両国人民の根本利益に符合し、国際社会が幅広く期待することだ」と述べた。オバマ大統領は、「米国と中国の両国は手を携えて挑戦に対応し、相違を有効にコントロールする必要があり、関連する協議と協力のメカニズムは豊かな成果を上げている」とし、「米中関係は、世界で最も重要な意義を持つ二国関係であり、建設的な米中関係は両国の人民と国際社会に利益を与えるものとなる」と語った。

トランプ氏が米国の次期大統領に当選した後、習近平国家主席は同氏に祝電を送った。双方はさらに11月14日、電話で会談した。習主席はトランプ氏への祝電で述べたように、「中米両国は、世界の平和・安定の維持や世界の発展・繁栄の促進の面でとりわけ重要な責任を負い、幅広い共通の利益を持っている」。「私は中米関係を大きく重視しており、ともに努力し、『不衝突・不対立、相互尊重、協力・ウィン・ウィン』の原則を掲げ、二国間・地域・世界の各レベルの各分野の両国の協力を拡大し、相違を建設的な方式でコントロールし、新たな出発点に立った中米関係のさらに大きな進展を推進することを期待している」

 

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