台湾地区・南中国海問題 米側の誤った発言に中国が厳正に反論

台湾地区・南中国海問題 米側の誤った発言に中国が厳正に反論。だが台湾地区や南中国海の問題では古臭い主張を再び持ち出し、誤った発言をした。これに中国側代表は厳正に反論した…

タグ:台湾 南中国海 安全 保障 演習

発信時間:2019-06-04 10:54:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

台湾地区・南中国海問題 米側の誤った発言に中国が厳正に反論



台湾地区・南中国海問題 米側の誤った発言に中国が厳正に反論


1日、シャナハン米国防長官代行はシンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で演説した際、中米両軍関係の継続的な発展と安定を望む考えを表明した。だが台湾地区や南中国海の問題では古臭い主張を再び持ち出し、誤った発言をした。これに中国側代表は厳正に反論した。中国中央テレビが伝えた。

邵元明・中国中央軍事委員会統合参謀部副参謀長は「台湾地区は古来中国の不可分の一部だ。『一つの中国』原則は中米関係の政治的基礎であり、国際社会の一致した共通認識でもある。台湾地区関連の問題における最近の米側による一連のネガティブな言動は『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定に違反しており、中国の主権と安全を脅かし、台湾独立勢力に深刻な誤ったメッセージを送り、地域の平和と安定を破壊した。中国は統一しなければならないし、必ず統一される。これは歴史の大勢であり民族の大義だ。台湾地区を中国から分離させようとする者がいるのなら、中国軍はあらゆる代償を惜しまず、祖国の統一を断固として守る」と表明した。

邵氏は南中国海問題についての米側の誤った発言にも反論し、「長い間、南中国海地域における各国の正常な航行及び上空飛行活動が妨げられたことはなく、南中国海の航行及び上空飛行には全く問題がない。第2に、米国は頻繁に軍用機を派遣して南中国海の中国の島・礁近接海空域に侵入し、南中国海で高頻度の接近偵察及び標的を定めた軍事演習を実施している。これは地域の平和・安定にマイナスだ。われわれが島・礁の直面する安全保障情勢に基づき必要な防御施設を配置するのは主権国家として当然の権利であり、こうした挑発行動に対する必要な反応でもある」と指摘した。

また「中国と南中国海沿岸国の共同努力の下、域内国の相互信頼は著しく強化され、南中国海情勢は全体的に安定し、好転している。地域の国々には溝を管理・コントロールし、共に平和を促進し、南中国海を平和の海、友情の海、協力の海にする意向と知恵と能力が完全にある」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年6月3日

 

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