中国国務院新聞弁公室は29日、北京で行われる中華人民共和国成立70周年祝賀活動関連状況について記者会見を開いた。閲兵指導グループ弁公室副主任、軍事委員会連合参謀部作戦局副局長の蔡志軍少将は、党中央と中央軍事委員会が首都の天安門で閲兵式を行い、閲兵規模を適切に設定し、一部の先進武器装備が初めて公開されることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
蔡少将は同日、「党中央、中央軍事委員会は、今年10月1日に、首都の天安門で盛大な閲兵式を行うことを決定した。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が部隊を観閲する。今回の閲兵は中華人民共和国成立70周年祝賀活動の重要な構成部分であり、新時代における強い軍隊の姿を全面的に示す盛大な閲兵式となるだろう」とした。
蔡少将はまた、「今回の閲兵は閲兵規模を適切に設定し、一部の先進武器装備を初めて公開する。全体として、新中国成立50周年、60周年の際の祝賀閲兵、抗日戦争勝利70周年記念閲兵の規模よりも大きくなるだろう」と明かした。
蔡少将はさらに、「閲兵部隊は徒歩隊列、装備隊列、空中梯隊の三つの部分で構成される。そのうち装備隊列は中国の国防科学技術工業の自主革新能力と武器装備研究開発レベルを重点的に体現したものとなる。観閲を受ける武器装備はすべて国産の現役主戦装備であり、多くの装備が今回初めて公開される」とした。
蔡少将は、「閲兵は『いかなる国と地域、いかなる特定の事態も念頭に置いていない』。中国の軍隊は終始世界平和と地域の安定を守るための確固とした力であり、世界平和を守り、人類運命共同体の構築に奉仕する崇高な事業に尽力する。また、国家主権・安全・発展上の利益を決然として守り、世界の平和と安定を守り、促進していく決意と能力を有している」と強調した。
閲兵式で東風-41ミサイルが公開されるかについて聞かれると、蔡少将は「閲兵式まで1ヶ月しかない。辛抱強く待っていただきたい」と回答した。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年8月30日