在ウクライナ中国大使館によると、キエフ時間2月28日午後5時、同国から退避する中国人留学生の第1陣がキエフ大学の赤い校舎前からモルドバへ向けて出発した。在ウクライナ中国公館の調整により、地元警察が護衛を行った。3月1日も留学生多数が退避する予定。中央テレビニュースが伝えた。
在モルドバ中国大使館によると、モルドバ側のウクライナとの主要な国境検問所は北部のオクニタと南部のパランカにあり、有効な中国パスポートを所持してウクライナを出国した者に対してモルドバは臨時措置としてビザなし入国を認める。在モルドバ中国大使館は2つの国境検問所に中国国民の受け入れ窓口を設置し、必要な支援を提供する態勢を整えている。モルドバ政府も検問所近くにテントや簡易トイレを設置し、飲料水や食品を提供する。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月1日