アフガニスタン隣国外相会議①「中米露+」協議メカニズム会議が開かれる

中国網日本語版  |  2022-03-31

アフガニスタン隣国外相会議①「中米露+」協議メカニズム会議が開かれる。

タグ:アフガニスタン隣国外相会議

発信時間:2022-03-31 10:40:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国が主催する第3回アフガニスタン隣国外相会議が30、31日の両日、安徽省の屯渓で開催される。パキスタン、イラン、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの6カ国の外相もしくは代表者が出席する。今回のアフガニスタン隣国外相会議の会期中にはさらに、「アフガニスタン隣国+アフガニスタン」外相対話と、アフガニスタン問題「中米露+」協議メカニズム会議が開かれる。これらはいずれも、従来の隣国外相会議にはなかった内容だ。

 

 アフガニスタン隣国外相会議は昨年9月に初めて開かれ、アフガニスタン隣国協調協力メカニズムが正式に運用開始となった。当時は米国及びその同盟国が慌ただしく撤退し、タリバンが再び政権を握った。アフガニスタン国内は人道、民生、新型コロナウイルスなどの多くの挑戦に直面した。このような局面を受け、アフガニスタン近隣諸国はアフガニスタンの変動に共同で対応する政治の共通認識を確立した。隣国は独自の力を発揮し、自国の正当な懸念を解消し、かつアフガニスタンの安定と再建に良好な外部環境を提供すべきと判断した。このメカニズムはアフガニスタンの動乱から統治への肝心な時期に重要な力を発揮したと言うべきで、まさに快挙だ。

 

 中国側が今回主催するアフガニスタン隣国外相会議は、アフガニスタンの問題を解消する「隣国のプラン」のさらなる昇華だ。アフガニスタンの独立と領土保全の尊重を堅持した上で、アフガニスタン情勢の発展と変化に前向きで積極的な影響を及ぼす。その一方で対話と協議による食い違いの解消を堅持し、最大限に共通認識を形成する。米国はアフガニスタン問題の主な責任者として、アフガニスタン隣国外相会議の会期中にアフガニスタン関連問題の協議に加わる。ここからは主催者側としての中国による外交の努力を見ることができ、また同枠組みの有効性を見ることができる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月31日





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