新華社は9日、米国の国内外における強制労働の事実及び真相に関する報告書を発表した。一部詳細は次の通り。
米国の外国籍労働者に対する臨時ビザ制度は、法律的に労働者と雇用主を結びつけ、前者を被支配者とする。雇用主が勝手に賃金を引き下げる、もしくは労働時間を延長しても、労働者は持ち場を離れられない(国外追放になる可能性があるため)。この双方のパワーバランスの乱れは系統的なものだ。米国の強制労働問題は特定のビザの種類と関連しているが、これは証拠によって示されている。米国都市研究所とノースイースタン大学の2014年の研究によると、米国の強制労働の被害者のうち7割以上が訪米時に合法的なビザを持っていた。この現代の奴隷制を終わらせるためには、米国の移民法を改革する必要があるが、米議会と米政府は消極的だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月10日