中国共産党第17回全国代表大会(以下「十七大」)プレスセンターでは18日夜、「民生と調和のとれた社会」をテーマに記者会見が行われた。周済教育部長、高強衛生部党グループ書記・副部長、李学挙民政部長、田成平労働社会保障部長、仇保興建設部副部長が記者のインタビューに答えた。
わが国はどんな措置をとって貧困人口の基本的生活を保障するのかという記者の質問に対して、李学挙民政部長は次のように述べた。
都市部と農村部の貧困民衆の基本的生活を保障するのは、各クラスの党委員会と政府の重要な仕事である。ここ数年、民政部は都市部と農村部をカバーする社会救済システムの設立に取り組んでおり、都市部と農村部の最低保障制度、被災者臨時救助制度、都市部及び農村部の医療救済制度、農村の五項目保障制(働く力がなく、頼る者もない人に対して衣・食・燃料・教育・葬儀を保障する制度)、浮浪者や乞食の救済制度を確立した。ほかに、医療、教育、住宅補助制度と法律援助制度も確立した。これらの救済制度の実施を通じて、貧困層の基本的生活を効率的に保障し、現在、1.5億人の民衆が様々な形の援助を受けている。
「チャイナネット」2007年10月20日