中国政府は第11次5カ年計画(2006~10年)中に550万元を拠出し、喀什(カシュガル)と阿克蘇(アクス)にストリートチルドレン保護センターを建設する。両施設で計230床のベッドを用意し、基本的な保護制度を整備する。新疆ウイグル自治区民生庁が23日、明らかにした。
自治区民政庁救助管理弁公室によると、新疆では貧困層が多いことや自然災害の頻発などで、ストリートチルドレンの問題が大きくなっている。保護センターの設置により、新疆のストリートチルドレン保護施設と児童福祉施設の環境は大幅に改善される見通しだ。
保護センターはストリートチルドレンに、救助・保護・医療などの全方位的な活動のほか、技能訓練や教育面のサービスも提供する。「新疆都市報」が伝えた。
「人民網日本語版」2007年10月25日