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西蔵の経済社会発展に対する中央政府支援
発信時間: 2008-04-01 | チャイナネット

2007年の西蔵(チベット)自治区生産総額は342億元、1人当たりGDPは1万2千元をそれぞれ上回り、比較可能な項目での計算によると、いずれも2002年倍増した。西蔵経済の増加スピードは7年連続、12%以上を維持している。西蔵経済の急成長は中央政府からの支持と切り離すことができないものだ。一連の大型インフラ建設から農牧民の医療衛生保障、教育、文化保護など社会事業に対する大々的な支援まで、中央財政からの資金援助や政策面でのサポートが、西蔵経済社会事業の発展に活力を注ぎ込んでいる。

▽ 180項目に及ぶインフラ建設

改革開放以来30年、国家は西蔵のインフラ建設に対する投資増を続けてきた。青蔵(青海・チベット)鉄道や林芝空港など交通インフラ重点プロジェクトの建設によって、西蔵経済の成長を長年制約していた困難な状況が緩和された。

西蔵自治区発展改革委員会(発改委)によると、今年は西蔵に総額200数億元を投資、77の重点プロジェクトを進める計画という。これら77の重点プロジェクトのうち、工事再開もしくは着工済みのプロジェクトは現時点で20余り。

中央政府はここ数年、西蔵に対する支援にいっそう力を入れている。国務院は2006年、西蔵発展・西蔵安定の加速を目的とした優遇政策40項目を制定した。また、2007年には、総額770数億元を投入、西蔵「十一五(第11次5カ年計画:2006-2010年)」建設プロジェクト180項目を決定した。具体的なプロジェクト内容は、阿里(ンガリ)空港や青蔵鉄道延長線など同地のインフラ状況を改善する重大交通プロジェクト、農牧業地域の生活環境を改善する農村飲用水安全プロジェクト、無電地区における電力網建設、全ての村に電話を引く「村々通」電話、農牧民集中居住区におけるインフラ建設など。

上記180のプロジェクト中、現時点で投入済みの資金は、「十一五」計画投資総額の26%にあたる202億元、着工済みプロジェクトはプロジェクト全体の77%にあたる139、国家投資が完了したプロジェクトは48。

▽特別の財産税優遇政策

中国共産党第16回全国代表大会(十六大)以来5年間は、西蔵(チベット)自治区の財政力が大幅に増大した5年間となった。

西蔵自治区財政庁の丁業現・庁長は、「西蔵の財政収入増は、主に中央財政による支持・支援によるものだ」と語る。中央政府による2007年対西蔵補助金は、2002年の2.16倍にあたる283億2100万元。西蔵の2007年地方財政支出は、2002年の2倍にあたる275億3700万元。2007年の中央政府による西蔵財政収入補助は、当時の西蔵財政支出の102.8%に相当、全国最高となった。

統計データによると、中央政府による最近5年の対西蔵各項目補助金累計額は、その前の5年間の2.42倍に相当する950億1200万元に達した。中央政府による対西蔵補助政策はすでに、安定的発展と長期的効果が保証されるメカニズムを形成した。

中央政府は西蔵平和解放以来、共産党中央委員会と国務院の指示スローガンにもとづき、西蔵の特殊な生活・労働環境を考慮に入れ、財産税システム、住民生活、幹部職員に対する待遇など各分野で特別支援政策を実施、西蔵と他の地区の協調発展を促進してきた。

財政面では、中央財政は西蔵平和解放以来、西蔵に対する支援にいっそう力を入れ、西蔵の財政収入力レベルを高めてきた。中央財政による西蔵に対する支援補助は、2007年の時点で44億8千万元に達した。

税収面では、中央政府は1994年以来、関税及び輸入時の消費税・付加価値税を除き、西蔵で徴収したその他各税収を全て、西蔵に留めている。中央財政はまた、全国で唯一、西蔵だけに税収管理権を与えている。関税及び輸入時の消費税・付加価値税など地方政府による管理が適当ではない税金以外は、西蔵自治区政府が具体的な税収管理法を立案、国務院の審査許可を経て、西蔵自治区で施行される。さらに西蔵では、全国水準より3%低い税収優遇政策が適用され、農牧民は各種税金を免除されている。

▽ 中央財政による西蔵住民への新しい支援措置

西蔵自治区の統計データによると、中央財政による強力な支援のもと、同自治区の社会主義新農村建設によって、農牧業地域の状況が大きな変化が起こった。西蔵農牧業は2007年、20回目の豊作の年を迎え、農牧民収入の絶え間ないレベルアップが導かれ、1人当たり純収入は前年同期比14.5%増の2788元に達し、全国平均レベルを約7%上回った。農牧民1人当たり純収入は。5年連続2桁台の増加を維持した。

財政部担当者によると、中央財政は西蔵平和解放以来、西蔵農牧民無料医療制度の確立を支援、補助基準を引上げ続けてきたという。2008年の時点で、西蔵農牧民237万人に対する無料医療は、1人あたり平均年間140元に達した。中央財政はこのほか、西蔵の農牧民子女教育における「三包」(食費、住居費、学費の保障)政策を実施している。2008年の時点で、同政策の恩恵を受けた26万6千人の農牧民子女に対する1人当たりの年間支給額は1200元。中央財政はさらに、西蔵以外の地域における西蔵出身者を対象とする中学・高校および西蔵クラスに対する支援も積極的に行っている。中央財政は2006年、西蔵での農牧民社会救済システムの設立を支援、1人当たり年間平均収入が800元に満たない特別貧困家庭の農牧民に対し、800元未満の部分を補助金の形で支給、現時点で81万9千人が支給を受けている。

「人民網日本語版」2008年3月31日

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