米中慈善基金の曹強会長は25日北京で、当基金は即日から三年間連続して中国の辺鄙地域に医療映像設備を寄贈することを明らかにした。
米中慈善基金はアメリカ中部地域に住む中国系住民が設立したもので、当日開かれた寄贈式で曹強会長は「当基金は中華慈善総会を通じて、これから三年間、中国の辺鄙地域にある病院へCTスキャナー60台を無償で寄贈する。その相当額は2億4300万元に達している。また、中国及びアメリカの医療専門家や学者を定期的に招き、寄贈設備を受け入れた病院の所在地でセミナーや臨床指導を行っていく」と語った。
中華慈善総会の範宝俊会長はこれについて「当総会は寄贈設備の寄贈先到着とその利用に対する監督を行うとともに、寄贈設備を受けた病院の利用状況を監督し、地元住民が先進的な医療機器で診断を受けられるよう努めていく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年8月25日