青蔵鉄道がつつがなく4度目の冬を迎えた。2006年7月1日に全線開通して以来3年以上過ぎたこの高地の鉄道は、安全な運営、旅客列車運営で時速100キロをクリア、高原凍土における鉄道運行時速の世界記録更新といった大きな実績を挙げてきた。現在までに青蔵鉄道はのべ2600万人以上の旅客と1億トン以上の貨物を運び、青海と西蔵(チベット)両省・自治区の経済・社会の発展を助ける強力なエンジンになっている。青蔵鉄道は厳しい生態保護措置をとって沿線の従来の生態系の環境保護を堅持しており、列車が走り抜ける雪山や草原は依然として清らかな美しさを保っている。2年以上にわたり実施されている青蔵鉄道の西寧?格爾木の第2線増設工事では、関角トンネル以外の全線が線路敷設の最終段階に入り、今年中には複線化を実現する計画だ。
「人民網日本語版」2009年11月12日