外交部の定例会見で6日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。
――「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は最近の報告で、中国は一貫して報道の自由を侵害しており、特に今年1月に発表した「北京五輪及びその準備期間における外国記者の中国での取材に関する規定」中の、記者により多くの取材の自由を与えるとの約束に違反していると指摘した。これについてコメントは。
その論評は、いわゆる「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」なる団体が行うべきものではない。ここにいる各氏は「北京五輪及びその準備期間における外国記者の中国での取材に関する規定」施行の実体験者であり、最も発言権を持つのはあなた方であるはずだ。
今年1月1日の「規定」施行以来、中国の各級政府はその全面的でバランスある正確な実施を確保するために大量の作業を行った。外国記者が中国で取材するためのルートと利便性は大幅に増加したと言うべきで、われわれもこのことに鼓舞されている。われわれは引き続き努力し、「規定」の実行を推進し、みなさんの中国での取材をさらに便利にする。これはみなさんの願いであると同時に、われわれの決心でもある。当然、「規定」を履行する過程では、全てが意に沿うわけではない部分もまだあるだろう。われわれはみなさんの意見に耳を傾けたいと切に願っている。われわれの側もまた、これらの問題についてみなさんと意見を交換することがあるだろう。
「人民網日本語版」2007年11月7日