15万ヘクタールにも及ぶ、赤い土に植えられた黄金色の菜の花。一面に広がり輝く様は、ゴッホの絵画のように圧倒的な迫力で迫ってくる。その中を走る車は、まるで巨大な金色の葉に動くテントウムシのようで、一時間走ってもなかなかこの金色の空間から抜け出せない。
丘に登って菜の花の海の端を探すが、それはどこにも見えない。そして菜の花畑の細道を歩いてくる水牛は、遠くから見ると小石が金色の波に打ち寄せられているかのようでもある。
花見の最高の時期:1月末から4月上旬まで。第10回「雲南・羅平国際菜の花文化観光祭」が、1月27日から4月11日まで開催される。
交通:昆明から羅平行きの観光列車があり、5時間で到着する。
宿泊:民宿の場合、3食付で1日約100元。三つ星クラスのホテルの場合、シーズン中の料金は1日280元。
名物:菜の花の蜂蜜、花粉、ロイヤルゼリー