次の日、観光客は小鳥のさえずりで目が覚めた。8時、朝食を食べ終えるとまた探索に出かける。追跡者の呼び声を聞いて、パンダは近くにいるらしい。すべての準備を整え、カメラマンはレンズを調整する。十数分が経過したが、小鳥を1羽見かけただけだった。それからまた新たな無線からの連絡を受け、ガイドは泥んこの小道を通り川床に向かうよう声をかけた。「ここはエコツーリズムの一か八かの賭けだ」とフランス人は笑っていった。
しばらく待って1時間が過ぎたが、何の変化もなかった。誰もが困っていたその時、突然パンダは現れた。観光客からほんの5メートルしか離れておらず、緊張が走った。その後、川床に向かって進みまた方向を変えて、15秒ほどの「出演」を終えた。だが、観光客は非常に満足げでみんな笑顔だった。
このような団体観光は希望を運んでくる。中国人はみんな笑ってもらえば、パンダがお金を運んでくることができ、白黒のパンダにとってもこれはチャンスといえるだろう。
第二天,游客被各种鸟儿叫醒。8点钟,他们吃过饭后继续寻找。只听跟踪者一声呼叫,熊猫似乎就在附近。一切准备就绪,摄影师调好镜头。十几分钟过去后,却只出现一只蓝尾鸟。后来又有一个新的无线电消息,导游招呼大家沿着泥泞的小路向河床前进。“这是生态旅游的轮盘赌。”一个法国人开玩笑说。
又是等待,一个小时过去了,没有任何反应。就在大家困惑时,突然间,熊猫出现了。它与游客不过5米的距离,显得有些紧张。之后,它进入河床,又改变方向,只留下15秒的“舞台”表演。但游客们已经很满足,他们笑了。
这样的旅游团队也带来希望:如果中国人都笑了,那么通过熊猫就可带来收入,对于黑白色的熊来说也是一个机会。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月20日