中国の西蔵(チベット)学者代表団と韓国西蔵文化研究院は9日、研究者、資料交流など研究交流の枠組みづくりについて韓国で調印した。
同研究院の申根鎬院長は「一部の韓国人は西蔵やチベット仏教に強く興味を持っているが、多くは表面をなぞるだけで本格的に西蔵学に取り組む人は少なく、西蔵に対して一方的な見方を持っている人もいる」と指摘。「今回の中国代表団の訪問は、韓国国民や政界、宗教界、学会に西蔵と西蔵仏教に関する理解を広げるだけでなく、韓国の西蔵文化研究団体にとっても大きな激励となる」と強調した。
中国西蔵学者代表団は13日には日本を訪問する。
「人民網日本語版」2002年11月10日