国際競争力番付 中国が英仏日を抜いた背景は?

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発信時間: 2010-05-24 17:00:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

英仏日が順位を下げた理由について

2010年度の指標には国家の債務が新たに加わった。IMDは国家の債務不履行リスクの検査を行い、公的債務残高のGDP比60%を安全ラインとし、60%を超える国、例えば日本やイギリス、スペインなどは債務のリスクが国の将来に大きな影響を及ぼすと考えられ順位が下がった。

16年ぶりにトップの座を明け渡した米国

米国は16年ぶりに初めてトップの座を明け渡して3位になったが、トップとの差はごくわずかで、トップのシンガポールを100点だとすると、2位の香港は99.6点、米国は99点。18位の中国は80点で、発展中の中国は低学年の優等生、米国は高学年の成績がよくない生徒のようで、米国と比べる場合、自国のいい点を認めながらも、先進国を追いかけるにはまだ長い道のりが必要だということを意識しなければならない。

アジアの台頭は今後も続くか

シンガポールや香港の他にも、中国台湾は2009年度より15位上がって8位、マレーシアは8位上昇して10位、中国大陸も2位上がり18位になった。こうしたアジア全体の台頭は今年だけではなく今後もしばらく続くだろう。

欧米は非常に大きなモデル転換の圧力に直面しており、アジアの新興経済体は国際金融危機発生前にモデル転換に踏み切ったことから回復が比較的早く、アジア内の輸出も明らかに増え、経済の連動性の高まりによりランキングが上昇した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年5月24日

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